オーリス・ターボ 1.2L直噴 2月販売開始か
トヨタブランドで販売されるグローバル車種において展開中の共通フロントデザイン、キーンルックはオーリス後期型より新デザインへ進化する。
オーリスは、ステーションワゴン系ハッチバック(スプリンター⇒アレックス⇒オーリス)
トヨタは既に欧州で販売されている「オーリスツーリングスポーツ」を日本向けにオーリスワゴンとして販売する予定。
大きさは、カローラフィルダーとアベンシス(旧イプサム)の中間サイズで、日本のユーザーには魅力ある大きさ。サイズは、全長:4,560mm、全幅:1,760mm、全高:1,475mm
これまでの海外モデルのエンジンは、1.4Lディーゼル、1.33Lガソリン、1.6Lガソリン、1.8Lハイブリッドの4種。
新デザインでは、フロントグリル開口部はさらに大きく強調され、これまで以上にスポーツイメージが強くなる見込み。
新開発エンジンは1.2Lの直噴ガソリンターボ。
トヨタの国内向け車種では、1.0L、1.3L、1.5L…と各排気量のエンジンがラインアップされているが、海外向けにはタイ仕様ヤリスなどに搭載される「3NR-FE型」1.2Lエンジンがある。
新開発エンジンは、この1.2Lエンジンをベースに直噴化され、ターボチャージャー方式の過給器が備わったものとなるとされる。
オーリス・ターボモデルは、フォルクスワーゲン・ゴルフが直接的なライバルとなる。
ゴルフは、オーリスと同じCセグメントクラスを代表する車種。
主力モデルには、1.2Lの直噴ターボエンジン(1.2L TSI)が搭載されており、高い環境性能を実現している。
(Cセグメント:全長4,350mm~4,600mmまで、全幅1,700mm未満(近年、側面衝突安全対策から1800mmまで拡大されている)
これに対するオーリス・ターボは、やや出力重視でセッティングされ、ゴルフを10ps程度上回る最高出力115psが予想される。
新開発の1.2L直噴ターボエンジンは、今後、トヨタのNA1.5~2.0Lクラスの車種へ順次展開されると思われる。
ハイブリッドと並ぶもう一つの環境対策エンジンとして普及していくことが予想される。
以上、自動車リサーチ参照
欧州車の環境性能は、小排気量で、低燃費と排気ガスを低減させたもともとトルクが強いディーゼルのターボ車と低燃費の小型ガソリンエンジンにターボを組み込んだ車両が主流となっている。
小型車・中型大衆車のCクラスの場合、通常走るのに燃料消費が大きい大きなエンジンは要らない、パワーが必要なときにはターボ機能で補うというのが主流になっているようだ。
静寂性や安定性・走行性能など高次元で求めるならば、排気量の大きな高級車に乗ってくださいということだろう。当然、燃費も異なっている。
※表はスマホ横持推奨
これまでのオーリス
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販売期間
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2012年8月 –
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乗車定員
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5人
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ボディタイプ
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5ドア ハッチバック
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5ドア ステーションワゴン(欧州のみ)
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エンジン
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1NZ-FE型 1.5L 直4 DOHC
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VVT-i(日本のみ)
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1NR-FE型 1.3L 直4 DOHC
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Dual VVT-i(欧州のみ)
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1ZR-FE型 1.6L 直4 DOHC
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Dual VVT-i(欧州のみ)
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2ZR-FAE型 1.8L 直4 DOHC VALVE MATIC
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1ND-TV型 1.4L 直4 SOHC ターボディーゼル
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(欧州のみ)
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1AD-FTV型 2.0L 直4 DOHC ターボディーゼル
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(欧州のみ)
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2ZR-FXE型 1.8L 直4 DOHC ハイブリッド
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(欧州のみ)
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最高出力
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106kW(144PS)/6,200rpm(RS)
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105kW(143PS)/6,200rpm(180G)
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80kW(108PS)/6,000rpm(150X)
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77kW(105PS)/6,000rpm(4WD)
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最大トルク
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18.4kgf·m/3,800rpm(RS)
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17.6kgf·m/4,000rpm(180G)
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13.9kgf·m/4,800rpm(150X)
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13.8kgf·m/4,400rpm(4WD)
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変速機
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CVT
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6速MT
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6速セミAT(欧州のみ)
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駆動方式
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FF / 4WD
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サスペンション
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前:ストラット式コイル
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後(1.5L FF):トーションビーム式コイル
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後(1.5L 4WD、1.8L):ダブルウィッシュボーン式コイル
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全長
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4,275mm
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全幅
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1,760mm
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全高
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1,460 – 1,480mm
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ホイールベース
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2,600mm
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車両重量
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1,220 – 1,300kg
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別名
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トヨタ・カローラハッチバック
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(豪州)
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プラットフォーム
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トヨタ・新MCプラットフォーム
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VW GOLFの主要諸元表
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4ドア 7速DSG® 右ハンドル
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車両型式
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DBA‐AUCJZ
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寸法/重量
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全長(mm)
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4,265
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全幅(mm)
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1,800
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全高(mm)
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1,460
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ホイールベース(mm)
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2,635
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トレッド前/後(mm)
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1,550/1,520
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最低地上高[空車時](mm)
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140
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車両重量(kg)
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1,240
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乗車定員
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名
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5
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性能
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最小回転半径(m)
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5.2
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燃料消費率(国交省審査値)
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21(km/L)
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主要燃費向上対策
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DSG®/筒内直接噴射/電動パワーステアリング/アイドリングストップ装置
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エンジン
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型式
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CJZ
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種類
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直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ(4バルブ)
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内径×行程(mm)
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71.0×75.6
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総排気量(cc)
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1,197
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圧縮比
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10.5
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最高出力[ネット値] kW (PS)/rpm
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77(105)/4,500‐5,500
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最大トルク[ネット値] Nm (kgm)/rpm
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175(17.8)/1,400‐4,000
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燃料供給装置
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電子制御式
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燃料タンク容量(L)
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50
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使用燃料
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無鉛プレミアム
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諸装置
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クラッチ
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乾式多板ダイヤフラム式/ダイヤフラム式
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トランスミッション(変速装置の形式および変速段数)
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自動7段(前進)1段(後退)
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変速比:
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第1速 3.764
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第2速 2.272
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第3速 1.531
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第4速 1.121
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第5速 1.176
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第6速 0.951
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第7速 0.795
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後退 4.169
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最終減速比
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1‐4速:4.437/5‐7速:3.227/後退:4.176
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フロントサスペンション
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マクファーソンストラット(スタビライザー付)
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リヤサスペンション
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トレーリングアーム
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フロントブレーキ
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ベンチレーテッドディスク
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リヤブレーキ
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ディスク
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タイヤサイズ
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195/65R15
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環境仕様
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二酸化炭素
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111g/km(JC08モード走行 燃費値換算)
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(CO2)排出量
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排出ガス
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一酸化炭素(CO):1.15g/km/非メタン炭化水素(NMHC):0.013g/km/
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窒素酸化物(NOx):0.013g/km
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騒音
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近接排気騒音:76dB/定常走行騒音:68dB/加速走行騒音:71dB
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エアコン冷媒
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種類:R134a/使用量:500±15g
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