12月の欧州の自動車販売 フランス▲6.8%減、イタリア2.3%増
フランス自動車工業会が2非発表した12月の国内自動車販売台数は、景気低迷を受け、前年同月比▲6.8%減の16万3,382台となった。
プジョー・シトロエングループは同比▲9.6%減、ゴーンのルノーも▲0.8%減少した。
2014年では前年比0.3%増の180万台と、2009年ぶりの増加となっている。2015年は2014年と同程度と見られている。(ウクライナ問題の経済制裁合戦から落ち込んでいる)
実質財政破綻したスペインの自動車工業会が発表した12月の自動車販売台数は、政府の自動車購入奨励策が効を奏して21.4%の大幅増を記録し7万3,440台だった。2014年は前年比18.4%増と2010年来の好成績となっている。
また、実質財政破綻したイタリアも運輸省発表の12月の自動車販売台数は2.35%増の9万1,518台、2014年は4.21%増の136万台と7年ぶり増加を記録した。さらに2015年は5.2%増が見込まれるとしている。
なお、ドイツやイギリスはまだ発表されていない。