寒冷地の「ブラックアイス」にご注意を

除雪されたアスファルト面と思ったら、まるでスケートリンク―。透明な氷が覆った「ブラックアイス」状態の路面でスリップし、追突や橋の欄干などに衝突する事故が山形県内で相次いでいる。
特に、橋やトンネル内などが危険地帯。通常の速度とブレーキのタイミングで運転した結果、止まりきれず衝突するという。
雪道の運転に不慣れな帰省客らがハンドルを握るケースも多いこの時期、県警は警鐘を鳴らし「減速と十分な車間距離を心掛けて」とする。

山形県警交通企画課によると、過去5年間の冬季間(12~3月)に発生したスリップ事故は4,042件で、「ブラックアイス」の事故は同期間の全事故の約3割を占めているという。死亡や重傷など重大事故に絞ると、計184件で、うちカーブ、橋、トンネルでの発生が全体の約4割となっている。

特にトンネルでの「ブラックアイス」事故は、全体の50%、橋は36.9%。さらに、ざらめ状の着雪が混じるなどのアイスバーン状態だったケースと合わせると、トンネルが93.3%、橋は73%に上るという。
一見して雪が積もっていないようでも、路面上で粉雪が舞う状態の時は要注意。ブラックアイスの可能性が高いという。
山形県警は、冬道を走行する際の注意点として、夏場より10キロ以上減速する、車間距離は路面が乾燥している状態の時と比べ2倍以上取るなどを挙げている。
昔、朝、山の緩やかな下り道の木陰でやりました。木陰で濡れているだけと思ったらアイスバーン、登る車両と正面衝突でした。スピードは出しておらす、人身事故に至らなかったのが救いでした。

[tubepress mode=”tag” tagValue=”雪 + 車” resultCountCap=”6″ orderBy=”newest” playerLocation=”shadowbox”]

あわせて読みたい