トヨタ 自動ブレーキ視野に系列のデンソーとアイシン-アドヴィックスのブレーキ部門統合へ

トヨタ自動車グループの部品大手、デンソーとアイシン精機がブレーキ事業を統合する方向で検討していることが28日分かったと報道されている。
国内外の自動車業界では、自動運転車の開発が急ピッチで進められている。そのため自動ブレーキなど安全運転技術の開発競争も激化している。
トヨタはブレーキ事業を統合することで効率化を進め、グループとしての開発力を強化していく方針。
統合を検討しているのは、デンソーのブレーキ開発・生産部門と、アイシン子会社でブレーキ事業を手掛ける「アドヴィックス」(愛知県刈谷市、2001年に設立。14年3月期の連結売上高は5115億円。従業員は約5700人)。
トヨタは11月26日、衝突回避を支援する自動ブレーキなどの安全機能を2017年末までに、日本と北米、欧州のほぼ全ての乗用車に搭載すると発表していた。

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