ホンダ 42万5千台リコール/フィット、N-WGN、VEZELなど エンジン停止の恐れ

ホンダは23日、国交省に次のようにリコールを届け出た。

1、不具合の部位(部品名):①原動機(点火コイル) ②電気装置(電源供給回路)
2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
① 点火コイル内部の電気ノイズを除去する雑防抵抗の構造が不適切なため、点火時の通電によるアーク放電により、当該抵抗端末部が断線するものがある。そのため、点火コイルの出力が不足してエンジン不調となり、エンジン警告灯が点灯するおそれがある。また、点火時に発生するノイズにより燃料噴射装置が正しく制御できず、エンジンが停止するおそれがある。
② 電源供給回路において、電気ノイズに対する保護が不十分なため、車両の電装部品から発生するノイズの影響により電源制御ユニットが誤作動することがある。そのため、エンジン制御コンピュータ等に電源を供給するリレーが作動せず、走行中にメータパネルが消灯し、エンジンが停止するおそれがある。
3、改善措置の内容:① 全車両、点火コイルを対策品と交換する。
② 全車両、電源供給回路にノイズフィルタを追加する。
4、不具合件数:①571件 ②78件/事故なし
5、対象車両:「フィット」(ハイブリッド含)、「N-WGN」、「N-WGN CUSTOM」、「VEZEL」
6、製作期間:平成25 年6 月28 日~平成26 年10 月17 日
7、リコール車両台数:①332,685、②237,815の合計425,825台

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