日産自動車の秘密情報持ち出し 元社員在宅起訴  5千件のデータ

横浜地検は22日、日産自動車の秘密情報を不正にコピーして持ち出したとして、元社員の岡村賢一容疑者(37)を不正競争防止法違反の罪で在宅起訴したと発表した。岡村容疑者は5月、同法違反容疑で神奈川県警に逮捕されたが、地検は6月に処分保留のまま釈放し、在宅で捜査を続けていた。

5月14日の報道では、日産自動車の営業秘密情報が持ち出された事件で、不正競争防止法違反容疑で逮捕された元社員の岡村賢一容疑者(37)=神奈川県厚木市=が、5千件のデータを私有パソコンなどに移していたことが神奈川県警への取材で分かったと報道されていた。
それによると、岡村容疑者はいすゞ自動車に転職していたことも判明。県警は、岡村容疑者が再就職先で利益を得るために情報を持ち出した可能性もあるとみて捜査している。
岡村容疑者は昨年7月、「日産テクニカルセンター」(厚木市)のパソコンから本社のサーバーに接続、約5千のファイルを選んで会社のパソコンに取り込んだ後、自宅に持ち帰って私有パソコンなどに移し替えていたとされる。
日産側が持ち出しに気づき、県警に相談していた。関係者によると、岡村容疑者は7同月末に日産を退職、その後、いすゞ自動車に転職したという。
岡村容疑者の逮捕容疑は、昨年7月、発売前の新型車の予定価格など営業秘密にあたるデータ4件を外部媒体にコピーして、持ち出したというもの。容疑を否認しているという。
以上、

持ち出しただけで起訴できるのだろうか。

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