タカタ製エアバッグ不具合 474万台の所有者に修理呼びかけ/米NHTSA

米運輸省の道路交通安全局(NHTSA)は20日、タカタ製エアバッグの不具合を理由にリコール(回収・無償修理)の対象となっている日米欧自動車大手の計約474万台の所有者に対し、すぐに修理に出すよう呼び掛けた。
エアバッグが作動時のガス圧で破損し、金属片などが飛散する恐れがある。

対象車のメーカー別の内訳は、
トヨタ自動車が約78万台、
ホンダが約280万台、
日産自動車が約44万台、
マツダが約2万台、
独BMWが約57万台、
米ゼネラル・モーターズ(GM)が約13万台。

これまで、米国で4名死亡した可能性があるとされている(ロイター)。
トヨタは20日、米国で24万7000台をリコール(回収・無償修理)する。助手席に搭載されたタカタ製エアバッグのインフレーター(エアバッグを膨張させるガス発生装置)の不具合によって、金属片が飛散する恐れがあることが理由。

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