トヨタ/LEXUSのコンパクトクロスオーバーSUV「NX」を販売開始

LEXUSは、LEXUS初のコンパクトクロスオーバーSUV「NX」を開発し、全国のレクサス店を通じて7月29日に発売した。
NXは、「Premium Urban Sports Gea」をコンセプトに、都会を機敏に駆け抜ける高い走行性能と、SUVらしい力強さを兼ね備えている。LEXUS初の新開発ターボエンジンを搭載したNX200tと、ハイブリッドシステム搭載のNX300hをラインアップし、アクティブな走りと優れた環境性能を両立した。
なお、新型NXの価格は4,280,000円~5,820,000円(消費税込み)となる。月販台数は700台を予定。
「スポーツギア」を感じさせるデザイン
エクステリアは、一目でLEXUSとわかるスピンドルグリルを起点に、人が乗るキャビンの前後を大胆に絞り込んだ菱形のボディと力強く張り出したホイールフレアを融合させ、タイヤの存在を強調。
SUVとしての力強さを表現している。インテリアは、「Premium Urban Sports Gear」を感じさせる構造美と素材感を、センタークラスターのフレームなど金属質感のダイナミックな骨格と革調素材の構成で具現化。

「力強さと爽快さを両立した走り」
NXは、新世代LEXUSが培ってきたエモーショナルな走りを継承するべく、SUVらしい力強さと爽快なスポーツドライビングの両方を追求。LEXUS初の新開発2.0Lターボエンジンでは、ツインスクロールターボチャージャーと可変角を拡大したDual VVT-iW(*3)を組み合わせるとともに、最適な燃焼効率を実現するD-4ST(*4)を採用することで、低回転域から強大なトルクを発生させ、滑らかで爽快な加速フィーリングを生み出している。さらに、ターボエンジンに合わせて6速オートマチックトランスミッションを新開発。マニュアル感覚のシフトチェンジを可能にするシーケンシャルシフトマチックやパドルシフト、コーナリングでの変速制御を最適化するG AI-SHIFT制御を採用。
また、LEXUSスポーツの走りを継承するスポーティバージョン“F SPORT”は、NAVI・AI-AVS(*5)やパフォーマンスダンパーを標準装備し、乗り心地や操縦安定性を向上。さらに、足回りに専用のチューニングを施している。

「アクティブな走りをサポートする先進装備と高い利便性」
ハイブリッドユニットは、熱効率を追求した2.5Lアトキンソンサイクルエンジンと高トルクモーターを内蔵したハイブリッドトランスミッションを組み合わせ、クラス(*6)トップレベルの低燃費(JC08モード走行燃費21.0km/Lを実現。
全車速追従機能付レーダークルーズコントロールでは、アイドリングストップとの連携機能をLEXUS初採用。レーダークルーズコントロール作動時に停車した場合、前車の発進を感知してエンジンが自動で再始動し、ドライバーによる発進操作をサポートするなど、利便性と環境性能を両立。
安全面においては、LEXUS初導入の左右確認サポート付パノラミックビューモニターや夜間にコーナーの先を広く照らすLEDコーナリングランプなどが、ドライバーの安全運転をサポートする。
その他、タッチパッドを用いた新型リモートタッチ、LEXUS初のワイヤレス充電「おくだけ充電」、および運転に必要な情報をウインドシールドガラスの視野内に投影するカラーヘッドアップディスプレイなどの利便性を高める機能を備えている。
【生産工場】
トヨタ自動車九州(株)宮田工場

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