タタ・モーターズのカール・スリム社長がタイのホテルで転落死

インド最大の自動車会社タタ・モーターズは27日、カール・スリム社長が、タイ・バンコクの現地法人の取締役会出席のため訪れ、宿泊していたシャングリ・ラ・ホテルで転落死したと発表した。
転落時にスリム氏(51)が、同ホテルに滞在していたと述べたが、詳細には触れていない。
インド系英国人のスリム氏は、17年間GM勤務後、2012年にタタに入社。買収した英国の高級車部門のジャガーおよびランドローバーを除く全事業を統括していた。
タタ・モーターズ社は、1945年設立、バス・トラックなど大型車や商用車でインド最大、乗用車部門は後発ながら世界一の激安車NANO(5人乗)を10万ルピーで発売して世界を驚かせた。

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