テスラ「モデルS」5週間で3件の火災事故により当局調査開始

米自動車規制当局は、テスラ ・モーターズの主力車種のセダン「モデルS」が、過去5週間で3件の出火事故を発生させており、調査に入っている。リコール(無料の回収・修理)につながる可能性がある。また、運輸省道路交通安全局(NHTSA)も19日、ウェブサイトで調査を発表して、車台が障害物に衝突した際の出火リスクを調べると明らかにしている。
「モデルS」は セダンで車体が低く、リチウム電池が結構前の方から後方にかけた底部分に配置されていることから、道路のデコボコや石っころに当たり、リチウム電池から火災を発生させている。現状のままでは、車の下を上げるか、石っころに当たってもリチウム電池部分に衝撃が伝わらないようにしなければ、今後も火災事故は発生する。

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