アメリカでは電気自動車(EV)が本格市場化の兆し  シボレー「スパークEV」は200万円

ホンダは30日、主力小型車「フィット」の電気自動車(EV)について、米国でのリース販売価格を約30%値下げする方針を示した。
リース料金は3年契約で月額259ドルと、従来の389ドルから引き下げる。6月1日から実施する。
米国ホンダのバイスプレジデント、スティーブ・センター氏は声明で「自動車(リース販売)市場において、頭金がなく、走行距離無制限の特典や損害補償などのサービスがついた唯一の電気自動車」と強調している。
消費者の間では、コスト高や走行距離の制限などへの懸念から、電気自動車への需要は盛り上がりに欠ける。ただ、自動車メーカーは、世界的に厳格化されつつある燃費基準の達成に電気自動車が不可欠と位置付け、EV技術の開発を続けている。

米ゼネラル・モーターズ(GM)は前週、カリフォルニア、オレゴンの2州で来月発売する2014年型シボレー「スパークEV」の価格を1万9995ドルに設定。リース料金は3年契約で、頭金999ドル、月額199ドルからとなっている。
伊フィアットの電気自動車「フィアット500EV」のリース料金も「スパークEV」と同じ。
米フォード・モーターの電気自動車「フォーカス・エレクトリック」は、頭金929ドル、月額284ドル、
日産自動車の「リーフ」は、頭金1,999ドル、月額199ドル
日産リーフは、日本国内では補助金等により220万円台で購入できるようになった。

価格は魅力的な価格になってきており、走行距離さえ改善できれば需要は急拡大するものと思われる。間違いなくEV車の時代に近づいていることだけは間違いない。

写真はシボレー「スパークEV」

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