マツダ／3月決算　円安とスカイアクティブで343億円の純利益へ

同社は当期について次のとおり説明している。
１、日本では、「マツダCX-5」や新型「マツダアテンザ」の好調な販売などにより、前期比5.2％増の216千台となり売上高が1兆8,936億円（前期比1,486億円増、8.5％増）、部門営業利益は1,084億円（前期比1,268億円増益）。

２、北米は、前期並みの販売の372千台となり、売上高が6,500億円（前期比783億円増、13.7％増）、部門営業損失は▲489億円（前期比▲86億円減益）。

３、欧州は、前期比▲6.2％減の172千台となったが、「CX-5」の販売は引き続き好調を維持しており、売上高が3,548億円（前期比57億円減、▲1.6％減）、部門営業利益は31億円（前期比25億円減益）、

４、その他の地域は、中国は前期比21.5％減の175千台であったが、販売は回復傾向にあり、またオーストラリアやアセアン地域で好調な販売を維持し、前期比13.5％増の300千台となった結果、売上高は4,187億円（前期比1,244億円増、42.3％増）、部門営業利益は168億円（前期比68億円増益）となったとしている。

合計したグローバル販売台数は、前期比▲1.0％減の1,235千台となった。
＜次期見通し＞
グローバル販売台数は、前期比8.1％増の1,335千台となる見通し。市場別では、国内では220千台（前期比1.7％増）、北米では415千台（同11.4％増）、欧州では200千台（同16.6％増）、中国では200千台（同14.5％増）、その他の市場では300千台（同0.1％増）を見込んでいる。なお、為替レートは、1米ドル90円、1ユーロ120円を前提としている。