欧州ＥＵ／３月▲１０．２％減、自動車登録台数１８ヶ月連続▲　不況中

欧州自動車工業会は１７日、３月の欧州連合（ＥＵ）の乗用車の新車登録台数（マルタを除く２６ヶ国）は、前年同月比▲１０．２％減の１３０万７,１０７台だったと発表した。
欧州ユーロ圏各国の債務危機により、長期化する景気悪化に新車需要は回復せず１８ヶ月連続のマイナスとなった。

３月は英国（ユーロ未加盟）が５．９％増だったのを除き、ドイツ▲１７．１％減、フランス▲１６．２％減、イタリア▲４．９％減、スペイン▲１３．９％減とユーロ圏の主要市場は全部落ち込んだ。
日本勢は、新アキュラを投入しているホンダが１７・４％増と好調だったほかは、いずれも不調であった。

欧州経済の回復は、消費者段階では深刻な落ち込みが続いており、時間がかかるようだ。
それでも中国は、欧州経済の回復を日々祈っているが、欧州の自動車メーカーは欧州では売れず多量の在庫を抱え、中国での販売を強化し成功している。その裏で中国の反日を喜んでいるそうな。