プジョー2008登場/ジュネーブショウ 1.6ℓ208GTi200馬力 

仏プジョーは、第83回ジュネーブ・モーターショーにおいて、製品とテクノロジーについてのアドバンテージを発表する。今回は、プジョー2008のワールドプレミア、野心あふれる208シリーズの展示、上級マーケットへの移行を目指す戦略の再確認、コンセプトカーOnyxがもつ豊かなインスピレーションのアピールなどを展開。また、HYbrid4ディーゼル・ハイブリッド、2008 HYbrid Airおよび208 HYbrid FEプロジェクトでは、プジョーの誇る最新技術と環境対策を紹介する。

プジョー2008アーバン・クロスオーバーの開発は、ヨーロッパ、中国および中南米のプジョーのエンジニアとスタイリストのチームが担当した。このモデルには、プジョー・ブランドのシティーカー・セグメントにおける専門性と、販売台数44万台を誇る3008の属するクロスオーバー・セグメントにおける実績あるノウハウが融合されている。

Bセグメントの革新的なモデルである2008は、ヨーロッパ・アジア・アフリカ・南米にて販売を想定しており、2012年に加速された、プジョー・ブランドの国際化に向けた展開を後押しする役目を果たしている。

2008は、全長4.16mの小型のクロスオーバーで、俊敏な走りと多用途性を特徴とし、洗練されたスタイルと魅力を兼ね備えている。

想定されるユーザーは、サンパウロや上海、パリ、クアラルンプール、モスクワ、東京の都市部に住む若者で、都会を好むと同時に遠出も好む、ドライブの楽しさと環境への配慮を両立できる人々となっている。

全体のシルエットをダイナミックに保つために、2008では、最新世代のエンジンである、e-HDIディーゼル・エンジンと3気筒ガソリン・エンジンを搭載し、きわめて低い燃料消費を実現している。

CO2排出量はもっとも少ないモデルで98g/kmと、プジョー・アーバン・クロスオーバーのCO2排出量が卓越していることを示している。

208XYにはパワフルかつ経済的なガソリン・エンジンとe-HDiディーゼル・エンジンが搭載されており、最高出力は92~155馬力となっている。また、208GTiには、出力200馬力の1.6リッターTHPエンジンとクロスレシオ6速のマニュアル・ギアボックス、それらのポテンシャルのすべてを快適に引き出すシャシーが備わっており、CO₂排出量もわずか139g/kmという優れた数値が記録されている。

2008はプジョーの強みが具現化されたものであり、その躍動感のある設計、そしてコンパクトなステアリング・ホイールとヘッドアップ・ディスプレイがもたらす、新たなドライビング・エクスペリエンス、定評のあるハンドリングと高いレベルの快適性、素材および仕上げの品質は、多くの208のお客様からすでに高い評価を受けている。

2008は、クロスオーバーというアイデンティティを強調するため、ユニークかつ躍動的なコッパー(銅を模した)オレンジのモデルが展示される。一部クロームをあしらったエクステリアのカラーは、個性によって選択でき、パッションオレンジのほかにも、プジョーの美意識を反映した革新的なカラーや素材が用意される。

あわせて読みたい