アウディ ボルボ上級副社長を技術開発トップに起用

VW傘下のアウディは、技術開発部門のトップに、ボルボ(トラック)の研究開発部門のピーター・メルタンス上級副社長を歯用すると発表した。

メルタンス氏は、VW-アウディの排ガス不正問題に関連して9月離職したステファン・クニルシュ氏の後任になる。

メルタンス氏の経歴は、GMやメルセデス・ベンツり幹部も務めていた。

以上、

トヨタの最近のリコールの多さは、経営陣の問題と開発が短サイクルになる中、開発技術陣が硬直化している可能性もある。

 

ボルボは、乗用車部門のボルボ・カーズは、フォード傘下から中国の浙江吉利控股集団に売却され吉利傘下となっている。生産はスウェーデンを本拠地としている。

トラックなど商用車部門は、以前のままであり、世界シェアがダイムラーとともに世界最大手。日産ディーゼル(現UDトラック)も買収し傘下におさめている。

中国の自動車も今後侮れないのは、こうした買収企業や合弁企業から技術導入を図り、動力性能・安全性能など日進月歩進んでいることにある。その対応力は石橋をたたいて渡る日本と比べものにならない。EV・自動運転に突入する10年後・20年後には、世界の自動車業界の勢力図も大きく変わっていることだろう。

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