ホンダ フィット 164千台リコール 火災の恐れ

ホンダは4日、次のとおりリコールを国交省に届け出た。

1、不具合の部位(部品名): 電気装置(昇降圧充放電コンバータ)

2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
キャパシタ電源を使用しているアイドリングストップシステムにおいて、キャパシタの充放電電圧を制御する昇降圧充放電コンバータ内部素子の過電流保護が不十分なため、アイドリングストップからの再始動時等に生じた過電流が当該コンバータへ流れ、内部素子が損傷することがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると素子が発熱し、素子周辺の樹脂材が炭化し電流が流れ続け、発煙・発熱し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

3、改善措置の内容: 全車両、昇降圧充放電コンバータを対策品と交換する。

4、不具合件数: 59件 /事故の有無:火災2件、部分焼損4件

5、発見の動機:市場からの情報による。

6、対象車の車名、型式、通称名

7、リコール対象車の車台番号の範囲:
ホンダ DBA-GK3 「フィット」 GK3-1000019~GK3-1061107

8、製作期間の全体の範囲:
平成25年8月2日~平成28年2月13日

9、リコール対象台数:合計164,388台

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