ホンダ/アキュラ新型「MDXプロトタイプ」と「NSXコンセプト」を世界初公開

画像はアキュラMDXプロトタイプ

Hondaは、米国ミシガン州デトロイトで開催中の2013年北米国際自動車ショー(プレスデー:1月14日~15日、一般公開日:1月19日~27日)にて、アキュラ新型「MDXプロトタイプ」と進化したアキュラ「NSXコンセプト」を世界初披露した。

■MDXプロトタイプ

MDXプロトタイプは、アキュラを象徴する次世代デザインのフロントグリルやジュエルアイ(Jewel EyeTM)LEDヘッドライトを採用し、空気の流れを感じさせるスムーズでエレガントな造形を表現。また、全高を現行モデルより1.5インチ低くしながら、同等のインテリアスペースを確保した高効率パッケージを実現。

パワートレインは新型の3.5L直噴SOHC i-VTEC V型6気筒エンジンを採用して高トルクと低燃費を両立すると同時に、前・後サスペンションの一新と軽量化シャシーの採用により、ラグジュアリーSUVにふさわしい加速性能と快適性を備えた。新型MDXは米国アラバマ州で生産し、2013年半ばに米国での発売を予定している。

NSXコンセプト
画像はNSXコンセプト

■NSXコンセプト

NSXコンセプトは、軽量なボディに次世代の直噴 VTEC V型6気筒エンジンをミッドシップレイアウトで配置するとともに、走りと燃費性能を両立した高効率・高出力のハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD(R)(Super Handling – All Wheel Drive)」を搭載した新しい価値を提案するスーパースポーツモデル。エクステリアデザインはクリーン・モダン・シンプルのコンセプトを際立たせ、高いパフォーマンスの可能性を感じさせるロー&ワイドで力強くなめらかなスタイリングへと進化。インテリアのコンセプトは「ヒューマン・サポート・コックピット」とし、広い視認性とエキゾチックなドライビングポジションや直感的なインターフェースのコックピットを採用し、ドライバーが運転に集中できる空間を提供する。

NSXコンセプトのSPORT HYBRID SH-AWD(R)は、エンジンと高効率モーターを内蔵したデュアル・クラッチ・トランスミッションを組み合わせ、前輪の左右を独立した2つのモーターで駆動する電動式の四輪駆動システムを搭載したハイブリッドシステム。

Honda独創のトルク自在制御システムにより、左右のトルクを独立して制御することができ、クルマの旋回に必要な力を自ら生み出し、革新的なオン・ザ・レール感覚のコーナリングが可能となった。この駆動システムにより、スーパースポーツならではの加速感とドライバーとマシンが一体化したような走る喜びを体感できるとともに、優れた環境性能と燃費性能も実現。

このほか、昨年11月にロサンゼルスオートショーにて披露した新型「RLX」のプレシジョン・オール・ホイール・ステア(Precision All-Wheel SteerTM)モデルを米国で2013年3月15日から販売を開始し、メーカー希望小売価格が4万8,450ドル(税抜き)からとなることを発表した。

Honda | 2013年北米国際自動車ショーでアキュラ新型「MDXプロトタイプ」と進化した「NSXコンセプト」を世界初披露

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