11月の米自動車販売 過去最高1.4%増132万台、年換算1819万台

メーカー別では、
首位のゼネラル・モーターズ(GM)が1.5%増の22万9,296台、
2位のトヨタ自動車が3.4%増の18万9,517台。
3位のフォードは0.4%増の18万7,794台、
4位のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は3.0%増の17万5,974台、
5位のホンダは▲5.2%減、
6位の日産は3.8%増。
VWは▲24.7%減

調査会社オートデータがまとめた11月の米自動車販売は、自動車各社の販売促進活動に加え、スポーツ用多目的車(SUV)の販売が好調だったことが追い風となり、前年同月比1.4%増の132万台、11月の販売台数としては2001年につけた過去最高水準に迫り、季節調整済みの年換算値1,819万台と11月としては過去最高を記録した。
なお、年間の過去最高は2000年につけた1,735万台で、今年はクリアが確実視される販売台数となっている。

11月は自動車各社が年末商戦の口火となる「ブラックフライデー(感謝祭翌日の金曜日)」に向けた販売促進に注力したことも押し上げ要因になった。
調査会社iSpot.tvによると、自動車業界の10月1日~11月29日までのテレビ広告費は10億9800万ドルと、前年同期から25%近く増加したという。

<VWは3リッターカーやガソリン車にも波及し▲蚊帳の外>
一方、排ガス不正問題で揺れる独フォルクスワーゲン(VW)は▲24.7%減の2万3882台だった。
以上、ロイター参照

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