マツダ 待望のRE車?「マツダスポーツコンセプト」発表へ RX-7後継車

マツダが開発し圧倒的なパワーを誇るREエンジン、市販車はモデルチェンジされるごとにデザインが悪化、排ガス規制強化や燃費重視の販売不振で、数々の名車を輩出したロータリー車も2012年に生産を終了した。

10月30日から一般公開される「東京モーターショー2015」で、マツダは得意のスポーツモデルとSUV(スポーツ用多目的車)でアピールする構えだが、最大の目玉は、メディア公開の28日まで詳細が伏せられている「マツダスポーツコンセプト」。

今知らされているのは、流線形のボディーがかろうじて映った写真のみ。低くてノーズが長く、クーペのような仕上がりにも見える。ライトウェートスポーツの「ロードスター」よりも大きそう。

専門誌などは、マツダが2012年に生産終了した「RX―8」に搭載されていたロータリーエンジン(RE)が「ここで復活するのではないか」と報じている。新型ロータリーエンジン「16X」をSKYACTIV技術で復活させると見られている。
とはいえ、出力の大きさや独特のエンジン音などほかにない魅力があり、復活を望むファンは多い。
マツダも「研究は続けている」と言い続けてきた。今回のスポーツコンセプトにREがもし積まれれば、待望のRE搭載市販車への注目が一気に増しそう。
以上、報道参照

<技術は永遠に革新である>
マツダは、「技術は永遠に革新である」をモットーとする故松田恒次オーナー、それを受け継いだ故松田耕平おーなーがREエンジンの市販モデルの開発を進め、1967年に今では伝説の車となったコスモスポーツを世に出した。しかし、資金も含めREエンジン開発に没頭しすぎて経営悪化、1997年住友銀行の支援を受けたほど(そ、マツダにとっては記念碑的なエンジン。そうした松田親子の技術開発魂は現在の技術陣に脈々と受け継がれている。
(1996年にはフォード傘下になり、フォードから社長も送り込まれたが、現在は持株比率も僅少の3.5%、松田家一族が40%近く保有している)

<RE初代コスモスポーツ誕生から50年の記念車>
マツダは、以前から水素ロータリーエンジンを開発している。スカイアクティブロータリーディーゼルターボエンジンを開発している可能性もある。

ロータリーエンジン初搭載車のコスモスポーツ50周年となる2017年に、改良型の16Xロータリーエンジン搭載の新型RX-7が発売される可能性がある。
ユーノスロードスターにRE設定しても面白いだろうが・・・。

ロータリースポーツカー「大気」

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