マツダチャレンジ リッター50キロエンジンの開発着手

VW不正排ガス問題で、昨日のマツダの株価はVWショックから、ディーゼル環境対策車を販売しており、下落したが、25日の本日の株価はプラスに転じている。
元々、同社のスカイアクティブエンジンは独自設計であり、影響を受けたないものであるが、自動車メーカーが全般下がる中で際立った株価の落ち込みとなっていた。

マツダの金井誠太会長は24日、燃料1リットル当たりの燃費で、現在最も良い37キロを大幅に上回る45~50キロのエンジン開発に着手する方針を固めたことを明らかにした。
得意の低燃費技術を発展させ、二酸化炭素(CO2)の総排出量も電気自動車(EV)並みに減らす。2020年以降に完成にこぎ着ける計画。
ガソリンやディーゼル車に搭載する従来型エンジンの性能を上げることで、EVや水素を燃料とする燃料電池車(FCV)が本命とされる次世代エコカーの座を狙う。
共同通信のインタビューで明らかにしたもの。
以上、
同社のスカイアクティブは、ガソリン・ディーゼルの両エンジンに対応している。
4気筒2.2ℓディーゼルターボエンジンでは、1.5ℓ波の低燃費と4ℓ波のトルク性能を引き出した。
VWでも現在の(以前から開発されていた)TSIエンジンでは、違法プログラムを用いずとも走行時の排ガス基準をクリアーし、その上で燃費、出力、トルク性能を引き出している。
問題のTDIエンジンでも改善は可能だったと見られるが、途中で改善もせず、2009年から2015年まで長きにわたり、同社の販売戦略車のゴルフなどに違法プログラムの搭載を続けていた。

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