１月アメリカで売れた人気車販売台数ランキング　ベスト２０　2015

オートデータがまとめた１月の米自動車販売は１１５万台と、前年同月比１３．７％増となった。年率換算では１６６６万台で、２００６年１月以来の高水準となった。

メーカー別では、

１、ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）が１８％増、

２、フォード・モーターは１５％増、

３、フィアット・クライスラー・オートモービルズ（ＦＣＡ）は１４％増

だった。

以上３社のスポーツ多目的車（ＳＵＶ）が全体に占める割合は６９％となり、前年の６６％から上昇した。

フォードのＦシリーズは５万４３７０台と、過去最高を記録。主力のピックアップトラック「Ｆ━１５０」の２０１５年モデルは品不足の状態が続いているという。

日本勢では、

１、トヨタは１６％増の１６万９１９４台。高級車ブランド「レクサス」は過去最高を記録した。

２、日産は１５％増の１０万４,１０７台となった。日産は安全性能が高く燃費もよい中型セダンの「アルティマ」が売れ、「ローグ」「パスファインダー」「ムラーノ」なども販売好調だった。

３、ホンダは１２％増の１０万２,１８４台だった。「シビック」と「アコード」の販売は減少したが、ＳＵＶの「ＣＲ─Ｖ」は２２％増加した。

１月は引き続き大量ガソリン消費のピックアップトラックとSUVが牽引している。

いつも鼻息が荒い現代自動車は、大バーゲンセールを行えばランクに登場してくるという悪循環に陥っているようだ。