ベンツ 高級サルーンの「マイバッハ」復活 S600は530英馬力

ロールスロイスと並ぶ超高級車としてラインアップされていた「マイバッハ」。
2002年に復活し、昨年ブランドが廃止されていた。現在開催中のロサンゼルスオートショー2014にて、Sクラスの上位モデルとなる超高級サルーンとして、メルセデスブランドから「メルセデス・マイバッハSクラス」として発表された。

Sグレードは、「メルセデス・マイバッハS500」と「メルセデス・マイバッハS600」があり、全長は5453mm、ホイールベースは3365mmと長い。
性能は、「マイバッハS500」に4,663ccのV8 BITURBOエンジン、(最高出力455HP、最大トルク700Nm)、「マイバッハS600」には5,980ccのV12 BITURBOエンジン(最高出力530HP、最大トルク830Nm)が搭載されている。

価格は、米国で20万ドル程度と予想されており、現在の日本円にして2,360万円程度、廃止前の「マイバッハ」よりも安くなるようだ。
中国政府は、官僚の贅沢を強く戒め、国産高級車を推薦しているが、そこまでは落ちず、アウディのサルーン車が多くなっている。富裕層もBMWやベンツが多い。共に1700万円程度の車であるが、高ければ売れるため何故か米価の倍で販売されている。金持ちの中国でもこの「マイバッハ」まで届かないだろう(買えないことはないが当局から睨まれる)。
「マイバッハ」の市場はやはり、欧米の富裕層と中近東の王様一族ということになろうか。

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