HONDA アキュラRLX/LAモーターショーに登場

ホンダの高級ブランドのアキュラは、ロサンゼルスモーターショーで、レジェンドの後継車の中型セダン「RLX」を発表した。今回発表されたのは前輪駆動の標準モデル。

今後、次期NSX(3年後登場予定)に採用される最新ハイブリッドシステムを搭載するモデルも来年末までに追加される。

 

NSXに採用される「スポーツハイブリッドSH-AWD」は、エンジンをアシストする2モーターとは別に、インホイールモーターを加えた合計3モーター構成のハイブリッドシステムとなっている。

これにより、特に重量のある高級車やNSXのようなスポーツカーにおいて、レスポンス向上やスポーツ走行性能を可能としている。

 

NSXでは、ミッドシップに置かれたエンジンが後輪を駆動し、フロント左右のインホイールモーターが前輪を駆動、RLXでは配置を逆転。フロントに置かれたエンジンが前輪を駆動し、リア左右のインホイールモーターが後輪を駆動するシステムとなっている。

 

先に発売されるガソリンエンジン仕様車は、314ps(310hp)を発揮する3.5リッター・直噴V6エンジン搭載。米国燃費基準のEPAでは市街地が20mpg(8.5km/ℓ)、高速が31mpg(13km/ℓ)、複合で24mpg(10.2km/ℓ)。

 

スポーツハイブリッドSH-AWDでは、375ps(370hp)と高出力ながら市街地、高速、複合ともに30mpg(12.7km/ℓ)と環境性能も両立させる。スポーツハイブリッドSH-AWD仕様は2013年末までに発表される予定。

 

内装は、高級な革素材とリアルウッドのトリムの使用することで豪奢に仕立てられる。8インチのナビゲーション画面と7インチのオンデマンドマルチユース タッチスクリーン ディスプレイのデュアルスクリーンを持つ。ホイールベースを5cm程度延長したことにより、ライバルの”BMW 535i”や”Lexus GS350″、”Audi A6″よりもリアシートのレッグルームが7.6cmほど広くなっている。

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