８月のブランド別の人気外車の販売ランキング　▲6.7％減　　ＶＷよりベンツが売れた

外国車の輸入販売各社は、消費増税の影響で落ち込みが続いている国内販売を強化するため、新たな出店を計画するなど、相次いでてこ入れに乗り出している。
８月に国内で販売された外国車の新車の販売台数は、前年同月比▲６．７％減少し、消費税率が引き上げられたことし４月以降、５ヶ月連続の落ち込みとなっている。
このため、輸入販売の各社は、国内販売のてこ入れに相次いで乗り出している。
アウディはＳＵＶなどを試乗できるテストコースを備えた国内で初めての施設を８月、都内中心部の港区西新橋にオープンした。さらに昨年は４店舗だった販売店の新規出店のペースを拡大し、来年末までに１０店舗の出店を計画している。
一方、消費増税後の４月に国内で最大規模の大型販売店を横浜市に設けたドイツのＢＭＷは、来年末までに全国の大型販売店を現在の２倍の６店舗に増やす計画。
ＢＭＷグループジャパンの関係者は、増税後は昨年と比べて２桁以上販売が落ち込み、思ったより回復が遅い。店舗の拡充で跳ね返したいとしているという。