トヨタ/ヴィッツ マイナーCで外観一新 燃費改善25.0キロ フロント大幅変更

トヨタは21日、小型車「ヴィッツ」を一部改良して発売した。排気量1300ccの主力車でガソリン1リットル当たりの燃費を従来の21.8キロから25.0キロへ大幅に改善、フロントデザインなど外観も一新した。
小型車市場では自動車各社が燃費性能を高めた新型車を相次ぎ投入している。トヨタは「ヴィッツは燃費性能で出遅れ、後塵を拝していた」と説明。今回の燃費改善で反転攻勢を目指す。
効率を高めた新開発エンジンの採用に加え、停車時にエンジンを止めるアイドリングストップ機能を装備している。
(全車)可変バルブタイミング・電動パワーステアリング・充電制御、(CVT車)自動無段変速機、
(1.3L 2WD車/“SMART STOPパッケージ”装着車)アイドリングストップ装置、(1.3L 2WD車)ミラーサイクル
価格は115万5600~199万4073円。月間販売目標は8千台。

ただ、1.3Lガソリン車でフィットは26.0キロ(車重970キロの分)となっており、トヨタは新開発エンジンを搭載した今回のヴィッツで25.0キロ(車重1010キロ)となっている。フィットは車重が1020キロの分は24.4キロであり、五分五分というところ。デミオも13.Lは25キロを達成している。
ただ、発表される分より、実際購入する分はグレードも上がり、車重が重たくなり、燃費は大幅に悪化するので要注意。

ヴィッツ

各メーカー別、各車名・グレード毎の燃費は次のとおり。(国交省のHPへ)
http://www.mlit.go.jp/common/001031309.xls

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