日産 中国へ スカイライン(Q50)投入 BMW3シリーズに揺さぶりかける

中国ではBMW3シリーズが1600万円台と、何故か日本よりアメリカより倍近い価格で売られているシロモノ。ディーラーは高いから購入する中国人の心理を逆手に取った商法を展開している。
2013年は中国政府による贅沢法度通達で、フェラーリやベントレーなど超高級車の売上台数が大巾ダウン、その代わり、高級車のBMWやベンツが飛ぶように売れている。
そうした中、日産は、BMW3シリーズとスペック的には遜色のないスカイライン(Q50)を中国市場に投入。中国紙も今夏から中国生産も開始されるとあり、次のとおりスカイラインを価格面から絶賛している。
インフィニティ中国事業本部は19日、高級SUV「インフィニティQ50」を4月中旬より、中国市場で正式に販売することを発表した。消費者は全国各地のインフィニティ公認のディーラー、もしくはインフィニティの予約専用ダイヤルを通じ予約できると中国経済網が伝えた。
インフィニティが今回予約販売する車種には、「Q50 3.7」、「Q50ハイブリッド」が含まれる。「Q50 3.7」の予約販売価格は40万元(約652万円)からで、快適版、高級版、豪華版の3グレードに分かれる。「Q50ハイブリッド」は53万元(約864万円)からで、豪華版とフラッグシップ版に分かれる。

まず、インフィニティが発表した2車種の予約販売価格は、分かりやすく明確な情報を伝えている。動力・スペック面で強気の態度を示しているが、価格は購入しやすい水準となっており、消費者の期待を膨らませている。

インフィニティは間もなく国産化による優位を占める。これには価格面の強み、部品・サービスなどの強みが含まれる。
これまでの計画によると、インフィニティは今夏に中国国内生産を実現し、まずQ50の国産化を実現することになる。Q50がBMW 3シリーズなど、ドイツ企業が中国に持つ合弁会社の同級車種と、競争を展開することは必至だ。

次に、小・中排気量エンジンを搭載するQ50に期待がかかっている。「Q50 3.7」と「Q50ハイブリッド」は、インフィニティのフラッグシップモデルであり、「量産化」の重責を担っていない。同2車種の価格はすでに決まっているため、Q50の小・中排気量の車種はこれよりも割安になることが予想でき、30万元(約489万円)前後となるだろう。これは高級中・大型車の買い替えを検討している消費者が最も注目する価格帯で、幅広い市場空間を持つ。
以上、人民日報参照

ドイツは、中国に擦り寄るのはメルケルだけではなく、映画監督まで「尖閣は中国のものだ」とする内容の映画を制作して、中国にえらく気に入られている。ドイツはユダヤには手厚く賠償したものの、近隣の被害国などへの戦争賠償金はまだ支払っていない。ユダヤの一部の団体は、これまで補償されなかった部分について、ドイツに対して巨額の請求をし始めている。韓国・中国が反日でドイツを利用しているだけ、メルケルは旨くそれに乗り、ドイツ経済は今や中国輸出だけで持っている状態だ。
それでも中国紙は、中国では近隣諸国とあまりに異次元の高い価格で販売されているBMW3シリーズに対して、以前から快く思っていない。(通常考えられるのは、中国の輸入高級車の税を加えても日本などが輸入している価格の2割高までだという・・・中国紙)

スカイライン=インフィニティQ50

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