ホンダ SUV車VEZELヴェゼル販売開始 187万~HV車219万円

ホンダは基幹車種「フィット」に続く小型世界戦略車の第2弾として、小型SUV「VEZEL(ヴェゼル)」を20日、国内で発売する。
ラインアップが限られていたSUVに小型車を投入することで、幅広いユーザー層の取り込みを狙う。
VEZELは、世界的な自動車の小型化傾向に応えて開発したSUV。
車両構成は、直噴1.5L i-VTECエンジン(131馬力)とHV車(132馬力+29.5馬力)。
燃費は、1.5リットル直噴エンジンでリッター当たり20.6キロメートル(JC08モード)、ハイブリッドシステム搭載車で同27キロ。
価格は、ガソリン車で187万円から、ハイブリッド車で219万円から。月販目標は4000台。
ホンダはSUV市場で「CR-V」の1車種の展開で苦戦していたが、VEZELの投入で幅広い顧客を取り込み、台数シェアの純増を狙う。
日本市場でCR-Vは大き過ぎるという指摘があり、VEZELが主力になっていくとしている。
調査会社IHSオートモーティブによると、SUVの国内市場は2014年に前年比約40%増の13万6000台、世界市場では同30%増の164万台規模になると予想している。
国内では富士重工業 のスバル「XV」や、日産自動車 の「ジューク」などが競合車種。

あわせて読みたい