中国からの観光客増 中国での自動車販売も戻ってきた ホンダ118%増など
中国の国慶節(建国記念日)連休(1~7日)に、中国から日本を訪れた団体旅行客が昨年の連休の2.3倍に当たる3万8600人だったことが8日、中国国家観光局の調べで分かった。
国家観光局は連休中の旅行先として「香港、マカオ、台湾と韓国、日本が最も人気があった」としている。民間調査によると、外国の中で日本は、休み期間中に整形手術ツアーがある韓国に次いで2番目に人気があったという。
昨年の国慶節の連休は、日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化の直後で、中国人予約客による日本旅行のキャンセルや旅行会社の販売見合わせが続出した。
一方、中国での自動車販売台数は、昨年9月の尖閣に起因する反日暴動の反動もあり、大幅増加しているが、1月~9月の累計でも、回復が顕著となっている。
<9月の中国での販売台数状況>
トヨタは前年同月比63.5%増の7万2100台、1~9月では前年度期間比▲0.5%減の63万6700台とまだ水面下。
日産は同比83.4%増の11万7100台、1~9月では前年度期間比0.2%増の88万5700台と前年を上回ってきた。
ホンダは同比118.0%増の7万3990台、1~9月では前年度期間比5.8%増の49万7261台と前年を上回ってきた。
マツダは同比34.4%増、1~9月では前年同期間比▲15.8%減。
(マツダは中国で販売したければ、切り札の酒井法子を中国CMに使うべし)
中国は、最近の反日デモをすべて封殺している。そのためか、日本からの投資も増えているものの、最近、日本から韓国へ工場進出が顕著となっているのは気がかりだ。東レ。