景気を反映して日本で売れている外車 2013年1~8月 ブランド別売上台数ランキング

景気に先行しての株高により、百貨店の高級時計や絵画など高級品が売れていると報道されているが、国内における外車販売は、高級外車の売れ行きにその傾向が如実に現れている。
高級車のベンツの1月~8月までの累計売上台数が、前年同期比26.1%増の31,950台と2割以上売上台数を伸ばしており、BMWが11.1%増の27,215台、Audiも17.5%増の18,144台となっている。BMWでは別ブランドのAlpinaも34.7%増の101台が売れている。
今回の景気回復機運では、それにとどまらず、超高級スポーツ車も売れている点が注目される。ポルシェは7.8%増の2,896台が売れ、Ferrariが13.9%増の368台、Maseratiが21.2%増の240台、Lamborghiniが14.3%増の128台、McLarenに至っては262.5%増の58台が売れている。
外車のブランド別売上台数合計でも同13.6%増の172,341台となっており、この間の日本車の売上台数は昨年の補助金打ち切りの反動減もあり3,377,729台と同比▲8.2%減じている中で、特に高級外車が売上台数を伸ばしている。
(注、普通乗用車と貨物車が対象、軽自動車は含まず。データ:自販連)

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