トランプのメキシコタタキと日本自動車メーカータタキに戦々恐々の業界

自動車メーカー各社が、10日の日米首脳会談の行方を注視している。
トランプ米大統領は日米間の自動車貿易を不公正だと日本側を批判展開している。
メキシコを目の敵にしており、北米自由貿易協定(NAFTA)も見直す方針で、日本勢が米国への輸出拠点と位置付けるメキシコ戦略の修正を迫られる恐れもある。

各社は首脳会談を通じて、長年にわたる米経済への貢献などを訴え、「大統領の翻意」に期待を寄せる。
メキシコへは、こうした自動車メーカーの進出に加え、サプライチェーンの多くが進出している。もしも20%の国境税をメキシコにかけるならば、日本の自動車メーカーや部品メーカーは、メキシコ工場の生産を大幅に減産するしかない。造りたてのマツダに至っては致命傷に近い打撃を受けることになる。
メキシコとの境界に壁建設決定、電話会談では建設費用を払えと口撃、軍隊を派遣するとまで発言した基地外トランプ。デトロイトの復活を夢見ているようだが、すでに市の半分は破壊されており、拳銃を持たずに生活ができるような地区ではない(アメリカ全体もそうではあるが)。

アメリカとFTA結ぶならば、大量の農薬入り、防腐剤入り、遺伝子操作食物を大量に買わされるがオチ、4年後、8年後また条約であるFTAの見直しを一方にされるおそれもある。まったく信用できない気分しだい、思い付きで動き、屁理屈をくっつけるトランプのアメリカ合衆国である。

あわせて読みたい