中国 2016年の自動車販売13.7%増の2802万台 ホンダ日本勢で2位に トヨタ陥落
中国汽車工業協会が12日発表した2016年の新車販売台数は、前年比13.7%増の2802万台と、これまでの最高を更新し、8年連続で世界一となった。
伸び率は、15年の4・7%を大幅に上回った。
2015年11月に施行された小型車向け減税措置が追い風となったが、今年は減税幅が縮小されており、市場の拡大スピードは鈍化することが予想される。
減税措置対象の排気量1.6リットル以下の小型車の販売効果に加え、若者を中心に人気があるスポーツ用多目的車(SUV)の販売が好調だったことも追い風となった。減税の期限とされていた年末が近付くと駆け込み需要も発生し、昨年12月の販売台数は、単月では初めて300万台を超えた。
年間販売台数は、世界2位の米国(1755万台)の1.6倍、日本(497万台)の5.6倍の巨大市場となっている。
トヨタは、プリウスやセダンにこだわりすぎ、カローラ・スプリンターの新車効果も剥落し失速している。SUVのC-HRをやっと日本に投入したが、米国も中国もSUVが花盛り、大きな戦略ミスだろう。ラリー大好きの豊田社長になって先を読むマーケティング能力がなくなっているようだ。
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日系勢の中国販売状況
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12月
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2016年
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販売台数
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前年比
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1-12月累計
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前年比
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日産
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162,500
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2.1%
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1,354,600
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8.4%
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ホンダ
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132,891
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-3.4%
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1,247,713
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24.0%
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トヨタ
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113,800
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-6.7%
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1,214,200
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8.2%
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マツダ
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35,593
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42.0%
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285,653
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21.4%
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