トヨタ86 マイナーチェンジ  8月から販売開始

TOYOTAは、86をマイナーチェンジし、全国のトヨタ店、トヨペット店、トヨタカローラ店、ネッツ店を通じて、8月1日に発売すると発表した。

【主な特長】
1、エンジン吸排気系改良などによる低回転域からのリニアなトルクの立ち上がりの実現、
インテークマニホールドやエキゾーストマニホールドなど吸・排気系部品の改良により、「水平対向・D-4S」をさらに進化。低速域からのトルク向上を含む、幅広い回転域での最大トルク発生を実現

2、ショックアブソーバーのバルブ構造見直しによる優れた操縦安定性の確保など、走りの楽しさを追求
リヤピラーのスポット打点増し打ちによるボディ剛性の強化に加え、サスペンションなど足回りの改良を実施し、操舵応答性と乗り心地を両立
SACHSアブソーバー(オプション)を設定し、より優れた操舵応答性や乗り心地に貢献

3、フロントビューからリヤビューまで、空力性能向上をメインとした外形デザインを創出
フロントビューからリヤビューまで、細部にわたり空力性能向上を軸としたアイテムの設定・改良
の実施などにより、接地性や回頭性を高めた外形デザイン・ウイングタイプのリヤスポイラーをGT“Limited”に標準装備し、空力性能と優れた操縦安定性能の確保に寄与

4、トヨタ最小径のステアリングホイールに加え、マルチインフォメーションディスプレイ(4.2インチTFTカラー)を採用するなど、クルマとの一体感を高めたコックピットを実現

トヨタは、モータースポーツ活動を、クルマの持つ「夢」や「感動」をもたらす大切なものと位置付け、TOYOTA GAZOO Racingを通じて、人を鍛え、クルマを鍛える活動に邁進している。
2012年に発売した86は、ニュルブルクリンク24時間耐久レースや、競技の86/BRZレースやラリーなど、さまざまなモータースポーツで活躍している。
また、86は、ドライバーの感覚ひとつで思いのままに取り回せる“手の内感”や操る楽しさを体感できる『直感ハンドリングFR』をコンセプトに開発。世界唯一の水平対向エンジン(D-4S)・超低重心FRパッケージを採用することにより、従来のスポーツカーとは別次元の走りの楽しさを追求している。クルマが本来持つワクワク感を提供することで、クルマ好きに愛用いただいてきている。

今回のマイナーチェンジでは、「スポーツカーとしてのさらなる深化」をキーワードに開発。より「走り」に特化した86を実現することで、スポーツカーファンのさらなる獲得を目指している。

チーフディレクターは、ニュル参戦からフィードバックされた技術を中心にすべてを見直し、何度も世界の様々な道で鍛え直すことで、一つひとつのアイテムをつくり込んだ。新型86は、ハンドルを握って走り出した瞬間から、その深化を誰もが実感できるクルマに仕上げているとしている。
生産工場:富士重工業(株) 群馬製作所 本工場
価格は、262万3千円~325万0千円まで
以上、

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