2月の自動車販売▲6.4%減  トヨタは▲11.9%減(生産停止影響)

自販連によると、国内の2月の自動車販売台数(乗用車、軽除く)は、全体で前年同月比▲4.1%減の239,409台となった。

なかでもトヨタの販売台数は、グループ会社の愛知製鋼の爆発事故により車の組立が一時停止した影響で、前年同月を▲11.9%(レクサスブランド除く)減と大きく減少した。
2月、国内で販売された新車は軽自動車含む全車両合計で、同比▲6.4%減の45万1330台となり14ヶ月連続して減少した。
これは、トヨタの販売減少に加え、軽自動車(同比▲9.1%減の176,165台)の販売も不振で14ヶ月連続して減少していることに起因している。
庶民にとってアベノミクスは何だったのだろうか。実質所得も実質支出も減少している。庶民のふところは締まりっぱなし、そのゆとりさえなくなってきているのだろうか。軽自動車税が7200円→10800円に増税され売れなくなったとマスコミは掲載するが、月コーヒー1杯分の値上げでしかなく、販売不振の真の原因を見誤っている。
アベノミクスになり、口ではとっくに解消しているはずの待機児童問題もまったく解決していない。超低金利下の分譲マンションもアベノミクス効果で価格だけ高くなるばかりで売れなくなってきている。

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2月国内の自動車販売状況(乗用車)
(軽自動車除く)
 
乗  用  車
普通
小型
2
累計
トヨタ
合計
45,032
54,287
99,319
195,274
前年比
101.2
79.5
88.1
95.7
レクサス
合計
4,185
0
4,185
8,922
前年比
116.4
 
116.4
126.0
ホンダ
合計
15,677
20,759
36,436
62,991
前年比
131.2
94.9
107.7
98.9
日産
合計
19,176
15,094
34,270
62,154
前年比
110.2
95.3
103.1
99.9
マツダ
合計
11,291
5,695
16,986
33,441
前年比
104.1
70.7
89.9
92.7
スバル
合計
11,599
52
11,651
22,740
前年比
91.7
47.3
91.4
96.5
スズキ
合計
558
8,214
8,772
15,453
前年比
136.1
121.7
122.5
122.8
三菱
合計
3,454
1,500
4,954
8,884
前年比
127.0
119.0
124.5
119.9
ダイハツ
合計
13
107
120
235
前年比
41.9
120.2
100.0
97.9
その他
合計
20,655
2,061
22,716
39,699
前年比
100.1
80.1
97.9
98.5
合  計
131,640
107,769
239,409
449,793
前 年 台 数
124,764
124,801
249,565
457,200
前 年 比
105.5
86.4
95.9
98.4

 

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軽自動車の販売推移(乗用+商用)
月別
総台数
備考
台数
前年比%
 
14/1月
203,659
32.1
 
 2
228,992
23.8
 
3
302,345
22.4
 
4
156,361
2.9
消費税増税
5
156,463
5.3
 
6
187,384
1.9
 
7
174,377
-7.1
 
8
126,864
-15.1
 
9
203,446
2.5
 
10
155,994
-0.7
 
11
176,945
-2.2
 
12
199,960
18.5
 
2014年計
2,272,790
7.6
 
15/1月
164,196
-19.4
 
 2
193,754
-15.4
 
3
277,387
-8.3
 
4
121,109
-22.5
自動車税増税
5
125,754
-19.6
 
6
163,256
-12.9
 
7
142,854
-18.1
 
8
115,745
-8.8
 
9
173,571
-14.7
 
10
139,198
-10.8
 
11
149,001
-15.8
 
12
130,376
-34.8
 
2015年計
1,896,201
-16.6
 
16/1月
145,214
-11.6
 
 2
176,165
-9.1
 

 

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