10月の中国自動車販売 13%と今年最大の伸び 小型車への減税効果か

中国汽車工業協会(CAAM)が11日発表した10月の新車乗用車販売台数は前年同月比13%の増加と、今年最大の伸びを記録した。

中国政府は9月下旬、自動車産業の活性化に向け、排気量1600cc以下の小型車について自動車取得税を10%から5%の半分に引き下げたことが、売り上げ増となった。

10月の新車乗用車販売台数は13.3%増の193万6900台(前年同月は171万台)。乗用車と商用車を合わせた自動車全体の新車販売台数は前年同月比11.8%増の222万1600台となった。
小型車の優遇税策は、VWやGM、ホンダ(FIT)、日産の小型車が優位に展開する。トヨタの「ヤリス」(ヴィッツ)はそれほど伸びなかったようだ。
外資系はPM2.5が疑われるダウンサイジングガソリンエンジン車が売れたようだ。

 

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10月中国/日系メーカー新車販売台数
 
10月
前年比
1~10月計
前年比
日産
109,600
16.8%
968,200
3.3%
トヨタ
103,400
-1.2%
895,600
9.9%
ホンダ
83,111
25.2%
777,918
33.1%
マツダ
20,087
1.5%
188,101
11.2%
スズキ
15,393
-32.0%
 
 
三菱
5,748
-28.7%
 
 
スバル
3,392
-16.4%
 
 

 

 

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