VW不正問題 日本での9月販売への影響限定的 ディーゼル車の販売なし

9月18日に米国で発表されたVW車の排ガス不正プログラム搭載問題、日本におけるVW車販売の影響は、問題のディーゼル車は販売しておらず限定的なようだ。

自販連が発表した9月の輸入車販売台数は、前年同月比▲1.6%減の約32,000台で、VWの落ち込みが目立った。
VWの日本国内における普通車の販売台数は▲1.1%減の4,158台、2000cc未満の小型車は▲22.1%減の1,830台、合計で▲9.1%減の5,988台だった。
VWは日本ではガソリン車か販売しておらず問題はなかった。
ただ、日本では既にVW人気に翳りが出て小型車の落ち込みが続いており、7月販売開始され新型パサートの販売効果により落ち込みが下支えされている。
(8月は、普通車は38.1%増の3,035台、小型車は▲14.9%減の1304台、全体では16.4%増の4,339台だった。)
VWの1~9月までの累計販売台数では▲11.7%減の44,193台。

今回のVW不正問題は、日本ではVWは固定客が多く、問題のディーゼル車の販売もなく、影響は限定的にものとなっている。
なお、ベンツは0.3%増の8,032台だった。9月までの累計では13.2%増の49,666台となった。

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