ポルシェ/特別バージョン「ポルシェ ケイマン ブラックエディション」受注開始 719万円
ポルシェ ジャパンは、これまでボクスターと、911カレラのRWD/4WDモデルのクーペとカブリオレに導入した多彩な標準装備品とオールブラックが特徴のスペシャルシリーズを新たにケイマンにも拡張した「ケイマン ブラックエディション」の受注を2015年10月5日(月)から開始した。
ブラック塗装とブラックのパーシャルレザーインテリアの組み合わせが、時代を超えた一流のスポーツカーならではのスポーティさとエレガントさを強調している。
ケイマン ブラックエディションの標準装備品には、自動防眩ミラー、レインセンサー、クルーズコントロール、フロントとリアのパークアシストシステム、およびスポーツデザインステアリングホイールが含まれる。
ケイマン ブラックエディションは、2.7リッター水平対向エンジンを搭載したミッドシップクーペをベースとし、エンジンは最高出力275PS(202kW)を発生する。
このスペシャルエディションには、20インチ カレラ クラシック ホイール、PDLS(ポルシェ・ダイナミック・ライトシステム)を含むバイキセノンヘッドライト、およびオプションのアルミニウム製サイドウインドウトリムが、特徴的なハイライトを構成している。
運転席と助手席には、2ゾーンクライメートコントロールとシートヒーターが備わり、より一層快適性を高めている。
○ケイマン ブラックエディション 希望小売価格
車種 トランスミッション ハンドル 希望小売価格(消費税込価格)
ケイマン 6速MT 右/左 ¥7,190,000
ブラックエディション 7速PDK 右/左 ¥7,760,000
下位クラスの車両価格が何でもかんでもジャンジャン上がり続け、一方、ポルシェの価格はそれほど上がらず、コストパフォーマンスが出てきている。
特に、アベノミクスで恩恵を受けている若い企業主や土建屋の倅、投資家などがベンツやポルシェの購入に走っている。ただ、購入価値はあると見る。
VWの創業家のポルシェがVWを買収しようとしたのが2007年~2008年、一悶着二悶着あった末に、企業としてのポルシェはVWの傘下に入ったが、VWそのものの支配力をポルシェ家が強めた。
ちょうどそのころ、VWでは、例の違法プログラムをTDIエンジンに搭載することを決定した。
ポルシェが匠車なら、VWは一般車の違いがある。技術力を鼓舞しようと背伸びした結果だろうか。世界一を早期に実現させるための勇み足だっのだろうか。