ホンダ「ＦＣＶ」、トヨタ「ミライ」より、走行距離も長く・５人乗り　スタイルも良し　３月販売

ホンダが開発中の燃料電池車（ＦＣＶ）について、最長走行距離が約７５０キロと、トヨタのＦＣＶ「ＭＩＲＡＩ（ミライ）」を約１００キロ上回る見通し。
２０１６年３月に発売し、価格はミライの約７２０万円とほぼ同じ水準に設定する予定。
市販車の投入でホンダがトヨタと本格的な競争に挑むことで、ＦＣＶの普及に弾みがつくことになる。

ＦＣＶは、空気中の酸素と、燃料の水素を反応させて発電し、モーターを回す仕組みで、走行中に二酸化炭素（ＣＯ２）を出さず「究極のエコカー」と言われる。　ホンダは、ＦＣＶの試作車を２０１４年１１月に発表し、７００キロメートル以上の走行距離を目指すとしていた。
電池性能のアップや車体を軽くすることなどで、走行距離を伸ばすメドが立ったという。ホンダの市販ＦＣＶは５人乗り予定。