2012年の中国の自動車生産台数1900万台超へ

中国自動車工業協会の統計によると、2012年の中国の自動車生産台数と販売台数は共に昨年を上回り、1900万台を超える見込み。

昨年、中国は1840万台を生産し、世界最大の自動車生産国となっている。

中国の自動車市場は2001年から、年平均20%の伸びが続き、わずか10年ほどの間に、年間200万台の生産・販売台数から1800万台を突破した。しかし、2011年から、中国の自動車市場の伸びは緩やかになり、販売台数の伸びは2.45%に留まっている。専門家はこのような緩やかな成長が、今後、中国の自動車市場の基調になっていくと見ている。

今年1月から11月までの中国の自動車の生産・販売台数は前年同期と比べ小幅な増加となっている。そのうち乗用車は累計1,403万台で、年間では1,500万台を超える見込みとChina Radioが伝えている。

中国の車両生産台数は、純粋な国産車生産、外国企業との合弁会社生産、外国独自企業の中国での生産からなっている。

<中国の潜在の車市場規模>

中国13億人、家庭数を半分にしても4.3億台の将来マーケット、役所や法人購入もありその数は更に増加する途方もない車市場である。

法人などは別にして、1家庭(平均3人として)一台として4.3億台の市場となる。平均10年間乗ったとして年間必要台数は4,300万台、長期の15年間見積もっても年間2,866万台が将来的に毎年需要があることになる。やはり巨大マーケットに変わりない。

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