三菱自動車/3月決算 増収増益 売上台数4%増

当期の販売台数(小売)は、合計で109万0千台(前年度比+43千台増、同+4%増)。
地域別売上台数は、
1、日本では、登録車、軽自動車ともに前年度を下回り、11万5千台(前年度比△2万8千台、同△20%)。
2、北米では、米国の景気回復基調が強まる中、「アウトランダースポーツ」や「ミラージュ」の販売が好調に推移したことにより、11万7千台(前年度比+20 千台、同+21%)。
3、欧州では、経済情勢が大幅に悪化したロシアの販売が前年割れとなったが、西欧で「アウトランダーPHEV」が好調に推移したことから、地域全体では22万7千台(前年度比+25千台、同+13%)となった。
4、アジアでは、タイが総需要の回復の遅れにより低迷したが、北アジアにおいて中国が広汽三菱汽車有限公司を中心に販売が好調に推移したことから、地域全体で前年並みの34万4千台となった。
5、その他地域では、中東地域での販売が好調に推移し、地域全体で28万7千台(前年度比+2万6千台、同+10%増)となった。

地域別業績は、
1、日本は、売上高は1兆8,396億円(前年度比+952億円、同+5%)となり、営業利益は860億円(前年度比+176億円、同+26%増)となった。・・・為替の影響あり。

2、北米は、3,055億円(前年度比+382億円、同+14%)となったが、営業利益は、販売費用の増加などにより25億円(前年度比▲2億円減、同▲6%減)となった。

3、欧州は、796億円(前年度比△491億円、同▲38%、子会社見直しあり)となったが、営業利益は前年並の80億円(前年度比△▲2億円減、同▲3%減)となった。

4、アジアは、8,813億円(前年度比+251億円、同+3%)となったが、営業利益は、政情混乱のタイ国内の売上台数減少などにより、395億円(前年度比▲85億円減、同▲18%減)となった。
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連結/百万円
売上高  
営業利益
経常利益
当期利益
13年3月期
1,815,113
67,382
93,903
37,978
14年3月期
2,093,409
123,434
129,472
104,664
15年3月期
2,180,728
135,913
151,616
118,170
15期/14期比
4.2%
10.1%
17.1%
12.9%
16年3月期予想
2,280,000
125,000
130,000
100,000
16期予/15期比
4.6%
-8.0%
-14.3%
-15.4%

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