受注は1000台オーバー 納品2年待ち 燃料電池車「FCV-MIRAI(ミライ)」販売開始/トヨタ

トヨタは15日、燃料電池車(FCV)の「MIRAI(ミライ)」を発売した。
FCVの市販は世界で初めて。ただ、生産台数が年700台と限られているため、販売店には並ばず、記念イベントなども予定していないという。
すでに注文した顧客に実際に届くのは、年明け以降になる見通し。
ミライは4人乗りセダンで、価格は消費税込み723万6千円。国からの1台202万円の補助金を使っても、購入時の負担額は約520万円と高級車並みだが、販売店によると、全国での受注は約1千台に達しており、いま注文しても納車は約2年後になるという。
トヨタでは、まずは水素社会の実現に取り組んでいる官公庁や地方自治体から納車を進めるとしている。
来夏以降は米欧への輸出も始める予定で、トヨタは2015年末までに、生産台数を現在の3倍の年2千台程度に引き上げる方針。
FCVは、燃料の水素に空気中の酸素を反応させてできた電気で走る。走行中には二酸化炭素や排ガスを出さないため、「究極のエコカー」とも言われる。
燃料を補給する水素ステーション数が限られているため、当面は東京、名古屋、大阪、福岡の4大都市圏を中心に販売する。
以上、報道参照

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