トヨタ/来年国内販売▲19%減の137万台を計画 リーマン直後と同水準
トヨタ自動車が2013年暦年(1月~12月)の国内販売計画を136万台に設定したことが分かった。12年歴年の計画(167万台)から30万台ほど減少する。
東日本震災の影響で抱えた大量の受注残が解消し、また復興需要がなくなったことや、エコカー補助金の終了による反動減などを織り込んだもの。
この来年の計画数値は、リーマン・ショックによる世界的な自動車市場の縮小で、国内の販売も落ち込んだ09年の137万台と同水準の厳しい計画となっている。
また、来年も販売主軸は好調なアクア・プリウス等の低燃費車の「HV車」を拡販していく。
トヨタでは、国内雇用や技術開発力を守るため、13年も国内生産計画は300万台を維持する見込み。国内市場の低迷で、輸出に依存する構図となる。