日産/マーチ+マイクラC+C 50万台リコール
中国では11月で見る限り、暴動で店舗や販売用車両をスチャカチャにされたトヨタより、日産の落ち込みがまだ大きく、回復の予兆が見えない。また、長年国民の足として人気を博してきたマーチが、11月は普通自動車販売ランキングのトップ30からも転落している。そうしたなか、マーチの50万台のリコールのリリースが国交省から6日、次の通り発表された。
<基準不適合発生箇所>
リアコンビネーションランプ(後退灯(テールランプ)、尾灯、制動灯及び方向指示器)のバルブホルダにおいて、電気配線の接続コネクタ部の端子が変形しているものがある。
そのため、当該端子の接点部に絶縁物質が生成されて導通不良となり、当該ランプが点灯しなくなる、又は、正常に作動しなくなるおそれがある。
<改善の内容>
全車両、当該ランプの車両側電気配線のコネクタを切除し、追加配線にてバルブホルダの基板にハンダ付けする。
これまでの不具合件数:950件、事故なし(950件も発生しているのに、これまでリコールかけなかった)
<リコール対象車両数:498,793台>
<マーチ>
車体番号:AK12-000001~AK12-390735(平14年2月12日~平21年1月21日):237,838台
AK12-700001~AK12-931109(平15年1月9日~平21年2月18日):158,225台
BNK12-000001~BNK12-531296(平14年8月2日~平21年2月17日):40,064台
BK12-000001~BK12-154445(平14年2月11日~平17年7月14日):36,410台
BK12-700001~BK12-724001(平15年1月9日~平17年7月21日):5,537台
YK12-000001~YK12-520819(平17年7月25日~平21年2月17日):15,443台
K12-000001~K12-006299(平14年2月11日~平15年6月6日):3,767台
<マイクラC+C>(オープンカー)
FHZK12-022480~FHZK12-027542(平19年6月21日~平19年12月17日):1,509台