アイシン精機 北九州学研都市に研究施設設置 自動運転技術開発へ

トヨタグループの大手自動車部品メーカー「アイシン精機」が、ことし12月、北九州市の北九州学術研究都市に新たな開発拠点を設置することになりました。
北九州市に進出するのは愛知県刈谷市に本社を置く、トヨタグループの大手自動車部品メーカー、「アイシン精機」。
自動車のシステム制御の高度化が進む中、開発体制を強化するため東京と北九州市に本社以外で初めてとなる開発拠点の設置を決めた。
このうち北九州市では、若松区にある北九州学術研究都市の技術開発交流センター内に今年12月、電子システム開発部を設ける予定で、画像認識や空間認識、それに車両制御といった自動車の安全安心分野の基礎となる研究を行うことにしている。

北九州学術研究都市には、工学系の3つの大学が自動運転技術の開発に共同で取り組む研究センターが、今年開設されていて、アイシン精機は「北九州の研究機関などと一緒になって最先端の技術開発に取り組んでいきたい」とコメントしている。

北九州学術研究都市には、工学系の学部・研究院を有する3大学である九州工業大学,北九州市立大学,早稲田大学大学院が隣接しいている.
3大学には,画像計測やミリ波計測などの各種計測技術,計測情報を用いた走行経路自動生成や追い越し判断技術等の各種認識・判断技術,車両走行制御技術等を持つ数多くの研究者が在籍している。
大学も研究レベルが上がることにもつながる。先行するグーグルやテスラに負けちゃおれん。

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