トヨタ100万台リコール クラウン、オーリス、レクサスなど 燃料漏れのおそれなど

トヨタは15日、クラウン、オーリス、レクサスなど19車種のリコールを国交省に届け出た。

1、不具合の部位(部品名):燃料装置(燃料蒸発ガス排出抑制装置)
2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
燃料蒸発ガス排出抑制装置において、蒸発ガス通路端部(樹脂製)の強度が不足しているため、酸性物質が付着すると亀裂が発生することがある。そのため、使用過程で亀裂が進展して満タン時に燃料が漏れるおそれがある。
3、不具合件数 85件 事故の有無 無し
4、リコール車種:「オーリス」「カローラルミオン」
5、製作期間:平成18年10月 2日~平成2 6年1 0月 1日
6、リコール台数計189,321台

<クラウン等>
1、不具合の部位(部品名) ①燃料装置(デリバリパイプ)、②制動装置(ブレーキマスターシリンダ)
2、基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因:
①原動機の燃料配管(デリバリパイプ)において、燃圧センサ締結面の平滑度が不適切なため、燃圧センサを規定トルクで締め付けても締結力が不足しているものがある。そのため、燃圧センサ締結部がゆるみ、燃料が漏れるおそれがある。
②制動装置のブレーキマスターシリンダにおいて、シール溝の形状が不適切なため、ゴム製シールが当該溝に強く押し付けられた際にシールリップ部が傷付くことがある。そのため、傷を起点に亀裂が進行してブレーキ液が漏れ、警告灯が点灯し、制動力が低下するおそれがある。
3、不具合件数:①90件 ②60件/事故の有無:無し
4、リコール車種:レクサス「LS600h」「LS460」「GS350」「IS250」、トヨタ「クラウン」「ノア」「ヴォクシー」等17車種
5、製作期間:平成18年2月6日~平成24年4月4日
6、リコール台数:計863,910台

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