オートマ車のエンストによる事故に注意 ブレーキ不能・ハンドル過重

国土交通省は、オートマチックの自動車(AT車)でも、急坂で突然エンジンが止まり、事故につながる恐れがあるとして、注意を呼びかけている。
エンストするとブレーキを踏むのに力が必要になったり、ハンドルが重くなったりするためで、死亡例も発生している。
こうしたトラブルは2011~13年、メーカーから国交省に計111件報告されている。

1、エンストの危険があるのは、上り坂でシフトレバーをD(前進)レンジに入れたまま自然に後退したり、下り坂でR(後退)レンジに入れたまま前進したりした場合で、実際に進む方向とシフトレバーが指示する方向が反対のため、エンジンに負荷がかかるという。

2、細い下り坂で対向車をやり過ごすためRレンジに入れていったん後退し、その後Rレンジのまま前進したら、ブレーキが利かなくなった

3、上り坂で道路脇の待避スペースに前進で入り、Dレンジのままブレーキを離して後退したら、ハンドルが重くなったなどの例が上げられ、
事故につながるケースも生じている。
以上、

今やほとんどがオートマ車、たまに上記のような事例があるが、あわてないことも必要。

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