中国における日本など外資自動車メーカーの合弁相手

中国の自動車販売台数は、本年も昨年を上回るペースで売れている。政府は大気汚染問題から電動自転車の普及を図っている。そのため急ピッチに販売台数で伸びているが、中国特有の交通ルール0で事故多発、渋滞を増加させている。
また、中国政府は、EV車に補助金を出すことを決定、売り玉を持つ日産などは即対応させている。しかし、中国の自動車メーカーでもEV車を製造しているメーカーも多く強引に進めれば、火災や爆発など更なる問題を引き起こす可能性もある。一方、テスラも中国で販売開始する。ただ、中国での生産は時を見てと当局の要請をやんわり断っている。
昨年末には環境対策として、低燃費車へ補助金導入を図ったが、ハイブリッド車の日本車ばかりで即打ち切られた経緯がある。
当局は、環境面と低所得者も購入できるよう80万円台の車両販売を要求している。VW・日産・GMなどは対応するとしているが、トヨタは態度を示していない。今や沿海部は1家に2台の時代に入っており、高所得層が限られる内陸部へ販売が拡大している。そのため、中国では最低でも経済成長率7%前後の販売増加は続くものと見られる。

<外資自動車メーカーの中国の合弁相手関係>
<外資自動車メーカーの中国の合弁相手関係>
GM
上海汽車
第一汽車集団
FORD
長安汽車
江鈴汽車
VW
上海汽車
第一汽車集団
BMW
華泰汽車
 
メルセデス・ベンツ
北京汽車
浙江吉利控股集団
PEUGEOT
東風汽車
第一汽車集団
FIAT
広州汽車
 
シトロエン
東風汽車
 
ローバー
上海汽車
 
MG
上海汽車
 
LOTUS
青年汽車
 
VOLVO
上海汽車
 
NISSAN・ルノー
東風汽車
TOYOTA
天津汽車
第一汽車集団・広州汽車
HONDA
東風汽車
広州汽車
MAZDA
第一汽車集団
 
SUZUKI
長安汽車
 
DAIHATSU
第一汽車集団
 
MITUBISHI
長安汽車・広州汽車・華晨汽車・東南汽車
起亜
東風汽車
 
現代
北京汽車
華泰汽車

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