GM/約300万台リコール Bランプ・ワイパー不具合など 年初から1280万台

GMは15日、世界で約299万台を対象にリコール(無償回収・修理)を行うと発表した。
今回のリコールは、「シボレー・マリブ」のテールランプとブレーキの不具合、「ポンティアックG6」などのテールランプの不具合など5件の不具合であり、ほかにスポーツカーの「シェビー・コルベット」、多目的スポーツ車(SUV)やフルサイズトラックなどにも不具合が発覚している。
リコールの対象となる299万1140台のうち、270万台超が米国で販売されている。
GMでは、テールランプの不具合をめぐっては、13件の事故と2件のケガについて報告を受けているほか、数百件の苦情を受け取っているとしている。
GMは関連費用として、2014年4~6月期に約2億ドル(約200億円)の損失を計上する。
GMは今年2月以降、点火スウッィチ問題で13名が死亡、欠陥を10年以上放置していた問題などで、約700万台のリコールを実施、米議会などで調査が進められている。
ほかの問題や今回のリコールも含めGMの年初からのリコール合計台数は約1280万台となる。

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