ヤマハ 3輪バイク「TRICITY(トリシティ)」をタイで生産販売開始 日本へも輸入へ

ヤマハ 3輪バイク「TRICITY(トリシティ)」をタイで生産販売開始 日本へも輸入へ
ヤマハ発動機は、長期ビジョン“広がるモビリティの世界”を具現化する当社初の市販マルチホイールモデル、125cc オートマチック(AT)コミューター「TRICITY(トリシティ)」を4月からタイ市場に導入する。
「TRICITY」は、AT二輪車と同様の扱い易い運転操作を実現しつつ、新たなコミューター市場の創造をめざし“ニュースタンダード シティコミューター”のコンセプトのもとに開発した、LMW(オートバイのように傾斜して旋回する3輪以上の車両の総称)製品の第1弾。
タイで生産し、グローバルモデルとして2014年中に欧州・日本市場への導入も予定。

TRICITY は、旋回時にフロント二輪が車体と同調して傾く、当社独自のLMW 機構を採用。「パラレログラムリンク」と「片持ちテレスコピックサスペンション」を独自のディメンション&ジオメトリーの中に調和させたことにより、走行時の軽快でスポーティなハンドリングと安定感の両立による「新しい楽しさ」を実現した。また、車体の前後重量配分は、MotoGP で培った技術を反映し50:50 に設定。燃料タンクは車両の重心に極力近く配し、燃料残量が変わっても重心位置が殆ど変化しない設計で、ハンドリング特性への影響を抑えている。
主な特徴は、
1)軽快でスポーティなハンドリングと安定感の両立による新しい楽しさ、
2)様々な路面状況で快適な乗り心地、
3)シティコミューターとしての高い利便性、
4)パワフルで経済的な水冷125ccYMJET-FI エンジン、
5)フロント二輪の特徴を活かした先進的かつ親しみやすい個性的デザインなど。
生産およびタイ国内での販売は、グループ会社TYM(Thai Yamaha Motor Co.,Ltd.)が行う。

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