2013年車販売台数0.1%増 アベノミクス効果 立ちはだかるか消費税増税

2013年の車販売は、前政権の補助金攻勢により販売台数を伸ばした2012年に比し、0.1%増とほとんど伸びなかった。それも軽自動車の販売台数が伸び、2012年の36.9%から39.3%と2.4ポイントのシェアを伸ばしている。
アベノミクスで俄か成金投資家が増加し、高額商品がバカ売れしているニュースが聞かれるが、現実の中小企業の享受はこれからのようだ。ただ、補助金がなくなっても落ち込まなかった実績は、アベノミクスの賜物だろう。
しかも、2014年1月の販売台数は、軽自動車の販売台数が前年同月比32.1%の大幅増、軽以外の車両も27.5%増と大幅増となっている。年末の賞与がよかったのか、給与が上がっているのか、それとも消費税増税前の駆け込み需要なのか、4月にならなければ見えてこないが2014年も期待できる幸先の良い販売台数となっている。
既に新型車や人気車では納品が4月以降となり、増税分の予約も多くなっている。

2013年軽自動車販売台数
販売台数
前年比
2013
2,112,885
106.7
2012
1,979,387
130.1
2011
1,521,100
88.1
2010
1,726,322
102.3
2009
1,688,097
90.3
2013年軽以外(登録車)
軽以外車
登録台数
前年比
2013
3,262,522
96.2
2012
3,390,274
126.1
2011
2,689,074
83.3
2010
3,229,716
110.6
2013年 軽+軽以外登録車合計
全車
年販売台数
前年比
軽比率
2013
5,375,407
100.1
39.3%
2012
5,369,661
127.5
36.9%
2011
4,210,174
85.0
36.1%
2010
4,956,038
107.5
34.8%
2009
4,609,182
90.7
36.6%

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