2013 米自動車販売7.6%増の1560万台 6年ぶりの高水準

米国の2013年の自動車販売台数は、前年比7.6%増の1560万台となり、リーマン・ショック直後の2009年の1040万台から50%増加した。
2014年についても1600万~1650万台に拡大が予想されている。
各社のシェアで大きく伸ばしたのはフォードと富士重工で、フォードは15.9%、富士は2.7%となった。それぞれ0.2ポイント増加させている。
クライスラーもピックアップトラックが堅調で0.2ポイント増の11.3%となっている。首位のGMは17.9%の横ばい、トヨタも横ばいだった。
一方、減じたのは、現代自動車とその系列の起亜自動車の韓国勢、現代は0.3ポイント減の4.6%、起亜は0.4ポイント減の3.4%の市場シェアとなった。
車種別では、カムリが12年連続の首位となっている。

<12月の米自動車販売状況>
12月の米自動車販売は、年率換算で1540万台(季節調整後ベース)と、市場予想の平均(1580万台)を下回った。米調査会社オートデータによれば前年同月は1520万台。11月は1640万台だった。12月は、例年より遅かった感謝祭後の商戦が、悪天候の地が多かったもあり、クリスマス用品購入に追われた結果と見られている。その結果、
GM の販売台数は前年同月比▲6.3%減少。
トヨタは▲1.7%減
フォードは1.7%増。
クライスラーは5.7%増(3年9ヶ月連続増を記録)
ホンダは1.9%増
日産は11.0%増
以上。

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